「泣かんでええ。代表戦に
お前を選んだのはオレや。」
日曜日の春江大会で、とても胸を打たれた場面がありました。
団体戦、松岡少年剣道教室Aチーム、一回戦。
大将のH君が土壇場で二本勝ちし勝負は代表戦へ・・・!
意気上がるチーム。息をのむ保護者陣。
代表戦へはやはり大将H君!!
勢いそのまま行くのか?いや、行ける・・・!!
しかし・・・、惜しくも一本負け・・・。
湧きあがる相手チーム・・・。
相互の礼。
監督T先生の元に集まったチーム。
そして、H君にかけたT先生の言葉が冒頭の言葉です。
普段は団一厳しいT先生。
掛かり稽古では子供たちを追う、投げる、転ばす・・・。
「はよ立たんかい!」「泣くな!」「遅い!」
元立ちの先生方が多い時は子供たちが前に並ばない時もあります(笑)。
でも、本当は心根のあたたかい先生です。
懇々と、今の一回戦の内容、ポイントをチームに諭します。
そして空気が落ち着いたところを見計らってH君に、
「さんざん盛り上げてさんざん盛り下げたのお(笑)。
代表戦で負けたらこうなんねんで(頑張れよ)。」とニヤリ。
どっとほぐれるチーム、見守る保護者陣(笑)。
ああ、剣道っていいなあ・・・。
そう思いません?