昨日、最新号を買い忘れていた!とハタと思い出し、市内の書店に
車を飛ばしました。買えた・・・。ほっ。(^-^;)
昨年の暮れ、「hirataさん、剣道を始めるならプレゼントします。」
と、教室のT先生にバックナンバーを頂いたのが知ったきっかけ。
こんな専門誌があるのか・・・!と軽いカルチャーショック(笑)。
しかも内容全部剣道・・・(当たり前)。
でも、毎号毎号、気づかされること、教えられることがたくさんあります。
元々が何もないので水を吸い込むスポンジのごとく(笑)。
そして、今回僕が一番感銘を受けたのが、
警視庁剣道主席師範 佐藤勝信教士八段の頁、お言葉。
「剣道は剣を修業する道であります。高段位の剣道をめざすのであれば、
攻め合いの中で、「相手もよし、我もよし」といった合気の中、心をつかんだ
一本をめざしたいものです。
相手の打ち気を引き出すには、こちらから先をかけていき、相手が攻め返す
一瞬をとらえる工夫をします。こうした技前の勉強を行うことで、刀法、理合などが、
わかってくると、心はどうなのか、気はどうなのか、といった心の工夫のことも
学ぶことができるようになります。
ですので、そこまでの心境に至るまでには、まず、先ほど述べた構えであり、
姿勢、打ち方といった基本的な要素をきちんと学ぶことが大切なのです。」
おお。
「相手もよし、我もよし」、心をつかんだ一本・・・。(T-T)
こういうところなんですよね。僕が剣道にたまらなく惹かれている部分。
相手を打ち負かす、相手を出し抜く、それだけではない、遥かな高みがある。
だから、剣道は剣術ではなく「道」と名が付いているのだと思います。
そしてそれはきっと実生活にも通じることで・・・。
まあ、あとどれだけの稽古を積めば、と考えるとめまいがしますが(笑)。(^-^;)
そういうものに、わたしはなりたい。