今日の巡回で、
「カッコウ、カッコウ・・・」と鳴き声が聞こえて、
でも、撮ろうとして近付いて行くと、飛んでしまって…
ところが、追うのを止めて、
私がじっとしていると、相手の方から飛んで来たりします。
少し先の、低いところに止まりました!!
慎重に距離を詰めて行って、
背中側からのシルエットは、“ハイタカ”とそっくりなのですが、
嘴が猛禽に比べて貧弱で、毛虫なら摘まめても、
羽根を毟ったり、肉を食い千切ったりするのは難しそうです…
周りをキョロキョロして、じっと動かなかったのが、
姿勢を低くして、突然大きな声で鳴き始めました!!
“カッコウ”は鳴く時、最初の「カ」の音を発する瞬間に口を開けます。
(“ツツドリ”は、口を閉じて喉を膨らませて響かせています。)
近くに潜んで居る、ライバルを意識しているようです!?
もう一度、全身を使って、大きな声で鳴いていました。
その後の、飛び出しで、
タイミングもバッチリで、カッコよく捉えることが出来ました!!
本当は、猛禽でこのシーンを撮りたかったのですが、
代役の“カッコウ”でも、これなら充分に合格点です!?(笑)
周辺の草原では、小鳥たちが、皆子育てに奮闘していて、
それに托卵をたくらむ“カッコウ”も、至るところで飛び交っていました。