※2日後の撮影で、“オオカラモズ”であることが判明しました。
一昨日に撮影した猛禽の写真が、まだまだ残っているのですが、
今日の巡回で、嬉しい出逢いがあったので、それを割り込みで先にアップします。
今日は、雪原の開けたフィールドを歩いて来ました。
朝から快晴で、家を出る時よりフィールドに着いた時の方が、放射冷却で気温が下がっておりまた…
(車の外気温計で、-6℃→-10℃)
広いフィールドを見渡しても、一見何にも居ないように見えたのが、
耳を澄ましてみると、僅かに小鳥の鳴き声が聞こえて、
雪の上に出た穂の部分に、小鳥が群がっているのに気が付きました。
私が、そちらに行こうとした時に、その小鳥が一斉に飛んで、
少し遅れて、そこに何かの鳥が突っ込んで来ました。
「猛禽にしては小さいし、動きも違うし・・・」
尾羽が長くて、それは、全く予想していなかった“オオモズ”でした!!
(狩りには失敗して、近くの低木に止まったところにシャッターを切りました。)
最初の位置から、慎重に距離を詰めて行きます。
身体は普通の“モズ”より一回り大きく、頭から背中にかけてグレーなのが“オオモズ”の特徴です。
(さらに大きな“オオカラモズ”も居ますが、それではなさそうです!?)
意外と警戒心が薄くて、バッチリ鮮明な写真が撮れました!!
この後、(私にではなく、)近くに飛んで来たカラスに反応して、飛んでしまいました…
これで、一度見失ってしまったのですが、フィールドを進んで行くと、
また、さっきと同じような、低木の先端に止まっているのを見付けました!!
ここでも、慎重に順光側に回り込みながら近付いて、
この上で、しばらく周りの様子を窺てから、
今度は、小鳥を狙って飛び出して行きました。
でも捕り逃して、一瞬低いところに止まって、
さらに小鳥の方へ追って飛んで行って、見えなくなりました…
夏鳥の普通の“モズ”は、昆虫を主食にしていますが、
冬に飛来する“オオモズ”は、昆虫が居る時期ではないので、
猛禽と同じように、小鳥を襲っていました。
(ネズミも食べるようです!?)
どんなに寒くても関係なく、生きるか死ぬかの問題で、
狩りをするために、活発にフィールドを飛び回っていました!!