ムガル帝国の城郭であるアーグラー城。世界一有名な世界遺産とも言われるタージ・マハルの目と鼻の先にある。久しぶりに海外に旅行に行きたくなり、昔から気になっていたインドに、どうせなら城を見たいと思い訪問。


日本の城とは印象が違うのは当然だが、共通点が多い。

城内に入るための門の前は土橋のようになっていて、城全体に空堀が巡らせてある。



日本の城との違いは、石垣の上にあるのが同じ石で作った壁なのか、土塀や多門櫓かの差なのかなと思った。重要な部分には隅櫓的な背の高い建造物があるのは同じ。
建造物の背の高さも日本に比べると顕著なように感じたが、高石垣のことを考えれば、意外と差は無いのかなとも思う。

アーグラー城は日本の戦国時代と同時期に築造されたが、この時期、インドでは既に大砲が使われていた。初期の大砲への守備側の対抗策は高さと距離なので、アーグラー城はこれらの点を意識して設計されたのだろう。

こう考えると、決して威厳を示すだけではなく、大阪夏の陣で威力を発揮した大砲への対抗策として高さを稼ぐために、豊臣大阪城を覆い隠すように徳川大阪城を作ったのかなと思った。