蝦夷葱(エゾネギ)はユリ科ネギ属の多年草である。
原産地はヨーロッパやシベリアである。
栽培の歴史は2000年以上に及ぶという。
英名はチャイブ(chives)である。
フランス語名のシブレット(ciboulette)の名でも知られる。
日本では北海道から本州の東北地方北部にかけて分布し、山地の草原や海岸の礫地に生える。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉は円柱形で、中空である。
開花時期は5~6月である。
茎先につく花は初めは包に包まれているが、やがて開いて半球形となる。
花は淡い紅紫色で、鐘状に半開する。
花被片は6枚である。
長さは1センチくらいで先は長く尖り、縦に濃い色の筋が入る。
雄しべは6本で、花被片よりもずっと短い。
鱗茎と葉が食用にされる。
花が咲くと葉が固くなり味が落ちるので、花を見る観賞用と食用とに分けたほうがいいという。
別名を西洋浅葱(セイヨウアサツキ)ともいう。
分類上は浅葱(アサツキ)の基本種とされている。
近縁種に白馬浅葱(シロウマアサツキ)がある。
写真は5月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Allium schoenoprasum
★ほんのりと赤みをさした花咲かせ
チャイブの手毬何処へ弾む
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