林檎椿(リンゴツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑高木である。
本州の中国地方から沖縄にかけて分布し、海岸や山地に生える。
実が林檎(リンゴ)のように大きく、当初は屋久島固有種と考えられた。
そのため、大実椿(オオミツバキ)や屋久島椿(ヤクシマツバキ)の別名がある。
分類上は藪椿(ヤブツバキ)の変種である。
その後の調査で、四国や九州などで藪椿(ヤブツバキ)と中間の実の大きさのものが見つかった。
そのため、区別する意味はないという考え方もある。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、厚くて艶があり、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には柄があり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は1~4月である。
花径5センチくらいの紅色で半開する。
雄しべは黄色い。
実は直径4~5センチくらいあり、緑色から赤く熟する。
実の写真は10月上旬に神戸市の須磨離宮植物園で撮った。
学名:Camellia japonica var. macrocarpa
★秋の陽を浴びて頬っぺを火照らせて
林檎椿はのどかに実り
