日光黄萓(ニッコウキスゲ)はユリ科ワスレグサ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の草原に生える。
日光に多いのでこの名がある。
漢字では「日光黄菅」とも書く。
別名を禅庭花(ゼンテイカ)と言う。
高さは40~80センチくらいである。
葉は根元から生え、線形をしている。
開花時期は6~8月である。
花はラッパ状に開き、直径7センチくらいである。
花びら(花被片)は6枚あり、橙黄色をしている。
朝開いて夕方にはしぼむ一日花である。
近縁種の黄萓(キスゲ)は夕方から咲き始めて翌日の朝にしぼみ、夕萓(ユウスゲ)とも呼ばれる。
園芸種のヘメロカリスは黄萓(キスゲ)が欧米で品種改良されたものである。
ヘメロカリスはギリシャ語で一日を意味する。
属名のワスレグサは「忘れ草」で、この名は万葉集にも登場する。
写真は8月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Hemerocallis middendorffii var. esculenta
★高原を黄の絨毯に染め上げて
咲く禅庭花呼び名も変えて

