碇草(イカリソウ)

碇草(イカリソウ)はメギ科イカリソウ属の多年草である。
漢字では「錨草」とも書く。
花の形が船の錨に似ていることからつけられた名前である。
北海道と本州に分布し、山地や林内に生える。
草丈は20~40センチくらいである。
葉は小さな葉が9枚でセットになっている。
3つに枝分かれした後、もう一度3つに分かれる。
開花時期は3~5月である。
花の色は、紫、白、黄、ピンクなどがある。
江戸時代に薬草として中国から渡来した。
生薬名を「淫羊カク=インヨウカク」と言い、強壮・強精の効果がある。
また、江戸時代には観賞用としても流行したという。
俳句の季語は春である。
写真は5月に強羅公園で撮った(植栽)。
学名:Epimedium grandiflorum var. thunbergianum


★春の野に出船入船碇草
 今この時に咲かせ花散る
☆春の日に溶け込むように碇草
 ゆらり揺れては風と戯れ