10月22日(水) 【NA】初級クラス
「自然な日本手話でのスピーチ」
正しく伝わるために、変えた方が良い単語や言い回しを学びました。
海洋ごみ問題
話の中に出てきた
「問題」「そのまま」「変える」「結果」
日本語の文章をそのまま手話単語にすると、必ずズレや分かりにくさが生まれます。
問題と課題の違いは?
問題という意味とは?
課題という意味とは?
ろう者から『問題の意味は?課題は?わかりやすく教えてほしい』と言われたらどう説明する?それも考えてみることが重要です!
問題や課題はいろんな意味がある、特に『問題』
聴はわかってるけど、ろうはわかってない。
文章や日本語が苦手なろう者には、イメージで説明することが重要です。
手話単語だけでなく、他に表現する方法もたくさん。
うまく説明すると、ろう者は日本語わかるようになる。
日本語にこだわると、イメージ力が足りなくなり、手話のレベルを上げることができません。
10月24日(金) 【通訳】総合クラス
「読み取りテスト、翻訳力」
花井講師の日本手話を音声日本語に通訳しました。ろう者がよく使う日本手話を、しっくりくる日本語で考えていきます。
「てにをは」や「みたい」「〜〜の時」「ぐらい」等はNMMが担います。
また、CLや位置、方向を読み間違えると「聞いたのは自分じゃないよ」「連絡を貰うのは誰?」等、主語が曖昧だったり真逆になるので注意が必要です。
他の手話教室では、通訳クラスは聴者が講師を担うことが多いですが、NA花井盛彦手話教室では、ろう者の花井講師が行います。
言い回しやニュアンス等、文の構成も含めてろう者が指導できる教室はここしかない!と評判です。
翻訳文、日本手話の重要なポイント等、ホームページ内【スタッフブログ】で近日公開するので、お待ちくださいませ。
スタッフブログもぜひ見てくださいね!
10月24日(金) 【NA】入門クラス
「色々な表現方法」
ろう者が使う方法や、その時に合わせた表現、CLも混ぜて学びました。
手話単語は、角度や位置を変えてしまうと別の意味になるものもあれば、違っても通じるものもあります。
また、指文字が起源の単語ばかりが増え、それしか知らないと伝わらない事もあります。
例えばニュース
「に」の指文字、ろう者もよく使いますが、使わないろう者もいるのも事実です。
その手話なに?とろう者に聞かれたら、「ニュース」を説明できずに黙ってしまう聴者がよくいます。
CLなら、いろんな表現ができます
花井講師の手話表現をみると、指文字を使わなくても分かる!と気づき、驚く聴者が多いです。
花井講師は普段指文字使ってないけど、不意に使う指文字表現は、とても速いです。
花井講師『日本手話やCLと比べると、指文字は簡単。日本手話やCLは奥が深く、難しいから面白い』
『日本手話やCLなら、自分の努力、表現次第で無限だよ』と花井講師から話しがあり、終了しました。
今日もお疲れ様でした。
