白神山地は12月9日で世界自然遺産登録30周年を迎えます。

先日(12/2)は弘前市民会館中会議室で開催された講演会を拝聴しました。

講師は元新聞記者の佐藤昌明氏と根深誠氏。

主な内容は青秋林道開通工事にむけて賛成の秋田県、反対の青森県の経緯と、入山禁止が続いている秋田県側の実態と、ガイド付き入山許可促進提案。白神山地に生息するクマゲラについての講演でした。

 

講演会『白神問題の真相を語る』

30周年を迎える白神山地。白神岳山頂から南東側を撮影。

画像中央左は赤石川上流の摩須賀岳、右は真瀬川上流の真瀬岳

山頂道標の最奥の小さな山は藤里駒ケ岳、右に小岳、二ッ森

と続き、秋田県側はこの付近の県境まで舗装道路で開通↓

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弘前市民会館中会議室で開催↓

講師の佐藤昌明氏↓

配布された資料↓

 

 

当初は点線部で林道開発予定だったそうですが、秋田県藤里町の水害発生危惧申し出で

実線部分で予定変更。これを知った当初は賛成の青森県は、実線✖部が青森県内深く入り

込み秋田県が工事担当は越権行為と抗議。鰺ヶ沢町の水害も危惧される事から林道開発

そのものに反対となり、秋田県側は県境まで開通、青森県側は途中で断念。工事が進んだ

一部が、今も青森県側の青秋林道として残っています↓