思い出の山野草・高山植物シリーズ。今回は食虫植物の一種で、地元では八甲田や岩木山の高層湿原で主に観られるモウセンゴケ(毛氈苔)の紹介です。時々小さな蝶やトンボが粘液にくっついている場面が観られます。

 

モウセンゴケ(毛氈苔)はモウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草で、食虫植物です。葉にある粘毛から粘液を分泌して虫を捕獲します。花期は6~8月。白い小さな5弁花を咲かせます。種子植物で背丈の低い草は地面から葉を放射状に出し、甘い香りのある粘液を出して虫を捕獲します。北海道から九州に分布。山地の湿地帯に自生します。

 

 

モウセンゴケ(毛氈苔)モウセンゴケ科モウセンゴケ属の

多年草。食虫植物↓

 

小さな白い5弁花↓

粘液に付いて捕獲された蝶。自然の営みです↓