思い出の山野草・高山植物シリーズ。今回は背高のラン科の腐生植物、ツチアケビ(土木通)の紹介です。秋のバナナみたいな赤い実が特徴で、腐敗したナラの木の葉や枝の付近でよく観られます。

 

ツチアケビ(土木通)はラン科ツチアケビ属の腐生植物で、葉が無く光合成はしません。花期は6~7月。草丈は30~100㎝ほどで側総状花序を構成して、3~9個の黄色い花を付けます。ほぼ日本全土に分布。山地の林下や竹藪などの薄暗い場所に生育します。

 

 

ツチアケビ(土木通)ラン科ツチアケビ属の腐生植物↓

 

花のアップ画像です↓

秋の果実は赤いバナナに似てきます↓