思い出の山野草・高山植物シリーズ。今回は腐生植物で葉緑素を持たないラン科の山野草、オニノヤガラ(鬼の矢柄)の紹介です。山野や湿地を歩いていると背高の茎に出合います。

 

オニノヤガラ(鬼の矢柄)はラン科オニノヤガラ属の多年草です。高さは40~100cmほど。腐生植物で光合成は行わずに、葉緑素を持ちません。円柱状の茎に膜質の鱗片葉をまばらにつけます。花期は6~7月、20~50個の黄褐色の花を茎の上側に総状につけ、下側から咲いていきます。北海道、本州、四国、九州に広く分布、山地の樹林下や湿地帯に自生します。

 

 

オニノヤガラ(鬼の矢柄)ラン科オニノヤガラ属の多年草↓

 

花のアップ画像↓