思い出の山野草・高山植物シリーズ。今回は6月下旬ころから咲き始める黄色のスミレ、タカネスミレ(高嶺菫)の紹介です。以前、紹介したキバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)に似ますが、葉に光沢があって異なります。

 

タカネスミレ(高嶺菫)はスミレ科スミレ属の多年草です。高さは10cm前後。葉は腎形で厚く光沢があります。花期7~8月。花弁は黄色で、唇弁はやや大きく紫色の線が入っています。北海道、本州中部以北に分布。日当たりのよい岩石地や砂礫地に生育します。秋田駒ケ岳では6月下旬に開花する事もあります。

 

 

タカネスミレ(高嶺菫)スミレ科スミレ属の多年草