この時季の八甲田大岳は花の数が少なくなり、ほとんどが花後や果実になって世代交代が進んでいます。
仙人岱上部は雪融けが遅かった影響で、未だ花々が観られました。
前回に引き続き、仙人岱~大岳山頂~登山口の区間で出合った花や果実を紹介させていただきます。
ゴマナ(胡麻菜)キク科シオン属の多年草

ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)とコバギボウシ(小葉擬宝珠)

コバイケイソウ(小梅蕙草)の果実

エゾシオガマ(蝦夷塩釜)とヨツバシオガマ(四葉塩釜)

ミヤマリンドウ(深山竜胆)
仙人岱上部や大岳北斜面でまだ多く観られました

カニコウモリ(蟹蝙蝠)キク科コウモリソウ属の多年草

ベニバナイチゴ(紅苺)の果実、食べてみましたがあんまし・・・

ミクリ(実栗)とシュロソウ(棕櫚草)の花後、何れも鏡沼で

イワギキョウ(岩桔梗)とウメバチソウ(梅鉢草)

コメバツガザクラ(米葉栂桜)の果実

ウサギギク(兎菊)とサワギキョウ(沢桔梗)

オオシラビソ(大白檜曽)の実、アオモリトドマツの方が馴染みます

ミズギク(水菊)

(18.08.18撮影)
標高が高いエリアではミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウが特に目立っていました。今回、ハナイカリが観えなかったのが不思議です。
今回も添付画像が多くなりました。ご容赦ください。
八甲田大岳山行記録から始まったシリーズは、今回の花と果実編で終了です。数回に渡ってたくさん訪問いただき、ありがとうございます。
写真は右下クリックで拡大します。