青森県西海岸に位置する行合崎は花の名所です。
数多くの種が自生するエリアは、日本海からの強風が吹き付ける過酷な環境ですが、こういう場所を好んで自生する花たちは健気で可愛いです。
今回は蝦夷が付く花を数種類紹介します。
行合崎に建つ記念碑「行合はん 岬は草の 花だたみ」

エゾオグルマ(蝦夷小車)キク科キオン属の多年草

咲き始めです。最近は勢力を増して
スナビキソウやハマヒルガオのエリアまで進出しています

エゾネギ(蝦夷葱)ユリ科ネギ属の多年草

この日は風が強く、一部は連写撮影でした。
アサツキよりも花が大きい感じです

時々白花も観られます

エゾミソハギ(蝦夷禊萩)ミシハギ科の多年草。
海が荒れると波が押し寄せるような岩場に自生です

おまけは沖を航行する新日本海フェリー

この後で行合崎に咲くニッコウキスゲの特集を掲載させていただきます。
海岸近くまで流れ落ちる様に咲くニッコウキスゲの群落は見事でした。
写真は右下クリックで拡大します。