先日(8/14)訪れた竜飛崎エリア。
今回は孫たちが観たいという青函トンネル記念館と、斜坑線に乗って地下140m地点のトンネル内を約1時間強で見学しました。
津軽半島の最北端、竜飛に位置する青函トンネル記念館。
遠方で訪れる事が出来ない方は添付写真から、ご想像ください。
青函トンネルデータ
トンネルの長さ:青函トンネル全長は53.85km、海底を走る部分は23.30km。
働いた人の延べ人数:約1,370万人(当時の東北6県の人口の1.4倍)。
掘り出した土砂の量:約630万㎥(霞ヶ関ビル121杯分)。
使用した鋼材の量:約17万トン(東京タワー57個分)。
使用した火薬の量:約2,900トン(ドラム缶約14,500個分)。
使用したセメントの量:約85トン(25mプール約2,361杯分)。
コンクリートの厚み:列車が通過する所で約70cm、その他は約20cm。
青函トンネルの線路:スーパーロングレイル(延長52.57km)。
工事期間:約24年間(構想期間を入れると約42年間)
総工事費:約6,900億円
青函トンネル記念館入口

記念館内部。展示ホール入場料¥400、ケーブルカー乗車券¥1,000

開館期間(4月下旬~11月上旬)、開館時間8:40~17:00
お問い合わせは
0174(38)2301

ここからはケーブルカーに乗って地下140m地点へ下ります。
開閉扉とケーブルカー、約12便運行ですが多客期は増便

778mの軌道を約8分で下ります。体験斜坑駅案内板

上りのケーブルカー発射と構内の様子

イチヨンマル海底ランドと構内

以下は巡回路に展示されている機材その他です





青函トンネルワイン、もう少し展示方法に工夫が必要です。
地下見学を終えてケーブルカー乗り場へ

数cmの誤差も許されないトンネル発掘工事、「渡海三角点」

長期間に渡る工事で殉職した方々の慰霊碑。
殉職者数:本州側18名、北海道側16名。負傷者数:1,424名

1946年地質調査から始まったトンネル工事は、1988年竣工まで実質的に43年の年月を要しました。
津軽半島の花観察で何度も訪れていますが、青函トンネル記念館や慰霊碑は初めてでした。映画では壮絶な様子は理解していますが、更に実感がわきました。
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写真は右下クリックで拡大します。