卯歳生れの一代様は、もう1箇所存在します。
謂れは解りませんが前回紹介の金剛山最勝院と同様卯歳の神社です。
鎮座する場所がやや高く、弘前城天守とほぼ一緒です。
天満宮(てんまんぐう)
天満宮は青森県弘前市西茂森、西側に岩木山を望む景勝地に鎮座する神社。地名を冠して弘前天満宮とも称される。菅原道真朝臣命を祀るが、神体は文殊菩薩と津軽家の先祖が祀っていた舘神「天神さま」を併せ祀るという。前身は長永寺松峰山大行院という修験道当山派の寺院で、「弘前藩明治一統誌」では天満宮自体は元禄2年(1689)に植田村(現弘前市愛宕)の橋雲寺に津軽藩4代藩主信政の生母久祥院によって寄進されたのが創まりで、明治3年(1870)に大行院が廃止されるに際して橋雲寺から遷したもので、一説には大行院廃寺に伴い同院境内に鎮座した若木(わかぎ)神社を天満宮としたともされているが、慶長15年(1610)に弘前城に遷され、更に藩主信政の命で橋雲寺に遷された天満宮であるとも伝える。(Wikipediaより抜粋)
愛称は茂森(兼平)の天満宮。大鳥居

天満宮境内

拝殿と内陣、大きな扁額が目立ちます


本殿と境内に立つ水屋


高台に位置し「どこからも 岩木山見え 花りんご」の石碑。
この日は残念ながら岩木山は雲の中でした

卯の像と狛犬。正月を迎える準備がすっかり出来上がっていました


(15.12.26撮影)
次回は辰巳歳の普賢菩薩を祀る愛宕様(橋雲寺)を掲載予定です。