津軽三十三観音巡り、第4番札所の南貞院聖観音堂の紹介です。
多分、三十三観音霊場で一番小さなこじんまりとした観音堂だと思います。
南貞院聖観音堂
弘前市高杉の南貞院が霊場になったのは明治以降であって比較的新しい。しかし高杉観世音そのものは古い歴史を持っている。ご詠歌は初め、「はるばるとまうで車の宮めぐり名は高杉の宮に残れり」とうたっている。宮とは高杉観音堂であり、安政三丙辰年四月十八日に建立され、聖観音堂と稲荷宮が同居する宮だった。明治維新後の神仏分離令は、高杉観音にも大打撃をもたらしている。聖徳太子作と伝わる聖観音像は取り上げられ、残された堂舎は賀茂神社(南貞院から西へ約300m)となった。こうして4番札所はいったん姿を消したが、住民の観音信仰は根強く、昭和40年前半、現在の場所に移遷された。お堂には平成16年9月に詠まれたご詠歌=はるはると もうでくるまの わがこころ なはたかすぎの もりにとどまり が納められている。(web陸奥新報の記事から抜粋加筆しました)
県道31号線を鯵ヶ沢方面に向かい左手に道標、右手に交番が見えます


交番正面の細い道を進むと直ぐ左手に見えてきます


小さな観音堂です


施錠されていましたが、かすかな明りを頼りに小さな穴から撮りました


津軽第四番観世音菩薩とご詠歌が見られました


右側のご朱印所です


画像は13.12.21撮影です。
今日の弘前市は雪から解放される1日になりそうです。
これから昨晩降った雪の除雪作業をしてきます 以上です。
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