昨日は岩木山を考える会主催行事、第3回岩木山講座「岩木山山頂付近観察会」が開催され、無事に終了しました。参加者は全員で22名、3班に分けて八合目Pから鳥海山の突端までを往復しながら、山野草の観察会です。
嶽地区のミズバショウ公園が集合場所で、会長からの参加の御礼と挨拶があり、車に分乗して八合目Pまで走り、準備体操です。
am9:00集合、会長からの御礼と挨拶
車に分乗し八合目Pで準備体操




自分は第3班を担当、微力ながらも登山道沿いに咲く花々の説明をさせていただきました。嬉しい事に以前の山仲間、Sさん、Kさんも参加されていて、久し振りに会い、現在登っている山情報や活動について話し合う事ができました。
7/24下見の際の花々と大差はありませんが、シラオイハコベ(白老繁縷)が今回の観察会で、いろいろな場所に自生している事が解りました。
当日の軌跡図。放射線量も併記しています
標高差と歩行距離




登りは花々の説明をしながら進みますので、撮影は出来ませんでしたが、帰りに幾分か撮った花、その他を紹介します。
ハイマツ(這松)の新しい誕生
登山道で見たカタツミリ




オンタデ(御蓼)。花言葉「見かけによらない」
ノハラアザミ(野原薊)




シラオイハコベ(白老繁縷)の葉っぱ
小さな花のアップです




ミヤマタニタデ(深山谷蓼)
タケシマラン(竹縞蘭)の花後の実




ミヤマハンノキ(深山榛の木)
放射線量を3地点で測定




今回は山野草観察の他に、八合目P、リフト鳥の海山頂駅付近、鳥海山突端で、放射線量の測定も行いました。各地点の線量は3枚目のマップに記載しています。
ほとんど影響が無い安全な数値でした。
天気はガスと曇りの中の観察会でしたが、参加された各人が一個づつの花々をチェックしながら、普段の登山では見逃している様な花の説明を熱心に聞いていました。
岩木山を代表する花はミチノクコザクラです。やはりこの花や他の目立つ花が咲く時期に併せて観察会を開催する方が、参加者には喜ばれる様です。 以上です。
画像は右下クリックで拡大します。