岩木山の湿地帯にトキソウが自生しています。
自生地の隅に熊がミネラル補給のためか?土や草の根を食べたのか、背中を土に擦りつけたのか詳細は解りませんが、土を掘り起こし寝転んだ形跡がありました。
トキソウの周りは雑草が多くなり、花の生態に影響を及ぼす恐れが懸念されます。
トキソウ(朱鷺草、鴇草)
ラン科トキソウ属の多年草。地下に横に這う根茎がある。所々から地上に茎を立て、花茎の高さは10-30cmになる。葉の形は披針形または線状長楕円形で長さ4-10cm、幅7-12mmになり、一茎に1枚のみつける。花期は5-7月、茎頂に紅紫色の花をつける。萼片の長さは1.5-2.5cmで長楕円状披針形、側花弁は萼片より短く狭長楕円形、唇弁は側花弁より長く先端が3裂する。唇弁の中裂片は大きく、内側に肉質の毛状突起が密生する。花は横を向き、大きく開かない。花下に長さ2-4cmの葉状の苞をつける。 (Wikipediaより抜粋させていただきました。)
熊が寝転んだと思われる形跡が残っています


ここの手前も寝転んだ跡がありました
周りに雑草が多くなりました




トキソウ(鴇草)No,1
トキソウ(鴇草)No,2




花のアップ画像です


ヤマトキソウ(山鴇草)は1輪だけ咲いていました


カキラン(柿蘭)
とミズチドリ(水
千鳥)
は未だ蕾でした




今日の津軽地方は晴れ、最高気温28℃の予報です。
今日はこれから岩木山に登ってきます。皆さんへの訪問が遅れますが、帰宅し次第お伺いしたいと思います。 以上です。
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