8月26日(日)、岩木山を考える会主催行事、岩木山講座「ゴマシジミとミドリシジミの観察会」の下準備として先日(6/15)朝9時から、ゴマシジミが生息するエリアの草刈作業をしました。
ゴマシジミの生息に必要なワレモコウを、葦や雑草から守るための草刈作業です。数時間の作業でしたが、観察会当日は貴重な蝶に出遭える事を願っています。
ゴマシジミ(胡麻小灰蝶)は、三齢幼虫まではワレモコウの花を食べるが、大きくなるとクシケアリによって巣に運ばれる。巣に入った幼虫は、体から出る甘い液体をアリに与える一方で、アリの幼虫やサナギを食べて育つ。成長した幼虫はアリの巣の中で越冬し、翌年の7月中旬頃に成虫となる。アリは成虫になると同時に襲いかかってくるため、巣の出口や外でサナギになり、成虫となった途端に巣から逃げるように飛ぶ。(Wikipediaより抜粋させていただきました)
この日は晴れの暑い日でした。バックは岩木山です


草刈作業中の様子。葦が多く鎌では切り難いです


刈り取る前の様子
刈り取った後の様子




上記の様にワレモコウが葦や雑草に囲まれている場所は何箇所もありました。特に葦は成長が早く2m以上にもなり、ワレモコウの光合成に悪影響を与える様です。
近くに咲くズミ(酸実or桷)、りんごの花に似ています


ワレモコウは確実に増えているそうで、これまでの地道な作業が効を奏している様です。タイトルは「ワレモコウを守る草刈作業」としましたが、直接的にはゴマシジミを守る草刈作業ですね。 以上です。
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