8月7日(日)に一度ナツエビネの撮影に出掛けましたが、花期に早く空振りに終わりましたが、今回はそのリベンジです。
前回確認した株は残念ながらカモシカの食害に遭って花が全く付いていません。
その近くの山中を歩き回り5株ほど確認できましたが、やはり食害が2株、まともな株が3株で、その中でも綺麗な株を選んで撮影しました。
ナツエビネ(夏海老根)
ラン科エビネ属の多年草で北海道から九州にかけて湿った樹林帯に生えます。
エビネ属特有の大きな葉(10~30cm)を3~5枚を付け、高さは20~40cm程で、淡い紫色の花を多く付けます。3枚の萼片は先が尖る卵形で、唇弁は3裂し側片は細長く弓状に反っています。環境省のRDBでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている植物で、青森県も同様の種に指定しています。
ナツエビネ(夏海老根)の全容。左の株は食害に遭う


ナツエビネの上部No,1


ナツエビネ上部No,2


ナツエビネのアップNo,1


ナツエビネのアップNo,2


食害の犯人カモシカ。中央に小さく写っています。(携帯写メ)


以上です。
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