思い出の山野草・高山植物シリーズ。今回はあまり目立たない山野草、タケシマラン(竹縞蘭)の紹介です。似た山野草にオオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)がありますが、もう少し花期が遅く、花柄に特徴があります。

ご笑覧ください。

 

タケシマラン(竹縞蘭)はユリ科タケシマラン属の多年草です。茎の高さは20~50cm。通常は2枝に分かれ、葉は互生して長さ4~10cmの卵状披針形です。花期は6月、葉腋から関節が無い花柄を伸ばして、1個ずつ淡紅色の花を咲かせます。秋には径7mmほどの球形の赤い実をつけます。本州中部地方以北に分布、山地帯上部から亜高山帯の樹林内に生育します。

 

 

タケシマラン(竹縞蘭)ユリ科タケシマラン属の多年草

 

 

秋9月の果実