今日は今が旬のスプリング・エフェメラルの一つであるオトメエンゴサク(乙女延胡索)の紹介です。今年の4/16に里山で数株に出遭いました。
オトメエンゴサク(乙女延胡索)はケシ科の多年草です。花期は4~5月、地下に塊茎があり、春に地上に10~25cmの茎を伸ばして、青、青紫、ピンク、白色などの花をつけます。葉は複葉で小葉の形線形から卵円形まで、固体によって変異が多い種です。これまではエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)と呼んでいましたが、北海道の種と区別するため、本州の種はオトメエンゴサク(乙女延胡索)として区別されるようになりました。本州の中部以北に分布、やや湿った林内や林縁に自生します。





