2014.12
出発の日、東京駅はちょうど開業100周年を迎えました。
記念行事やグッズ販売で大賑わい。私もちょこっと買いました。
ペットボトルのお茶も、100周年記念バージョン。
6時ごろ、小雨の京都駅に到着。
京都は2年連続で小雨でした。
泊まるのは奈良ですが、その前に京都で寄り道していきます。
京都駅前からタクシーに乗り、「将軍塚・青龍殿」 へ。
目的地は、東山の山の奥でした。途中の道路は真っ暗。
ここで、修復を終えた「青不動」の夜間特別拝観をしていたのです。
細かいところまではよく見えなかったのですが、不動さまの背後の炎の中、鳥がたしかに飛んでいるような…
青龍殿の周囲のお庭も、少しライトアップされています。
この青龍殿の背後に、東山の上から京都市街を一望できる舞台が新築されていました。
とっても広い舞台。
清水の舞台からとは、見ている方角も高さも違いますよね、きっと。
キラキラと、街がきれいに見えました。
お寺のシャトルバスに乗って、山のふもとにある、青蓮院門跡に着きました。
こちらが本家(?)。
本堂に入って、ライトアップされたお庭を見ることができます。
お庭は暗くて全貌がよくわかりませんでしたが、本堂前庭ではイルミネーションがきれい。
お寺の中には、さきほど青龍殿で見てきた「青不動」の復元模写もあって、色が鮮やかでビックリしました。
タクシーで京都駅に戻って、駅前で京料理の夕食。
京野菜。
京ざんまいコース。
ご飯をすませたら、近鉄で奈良へ移動です。混んでた。
それも本館。一度泊まってみたかった。
言われて気づいたのですが、このマントルピース、鳥居の形をしています。
水回りは新しくされています(ちょっと狭いけど、ふつう)。
天井は格天井、あらゆるところで格式を感じました。
廊下には、防火用水と、消火栓だけじゃなくって、ツルハシが用意されています。
なんでツルハシ?と思って聞いてみましたら、非常時、客室ドアを壊すためなんだそうです!
大時計のあるロビー。
アインシュタイン博士も弾いたピアノ。
次の朝は、奈良名物の茶粥定食をいただきました。
ホテルから、興福寺方面。
五重塔の隣は、中金堂再建工事の建屋です。
玄関の重厚な車寄せ。
チェックアウトして、外からホテルの全容を眺めます。
屋根の鴟尾が、いかにも奈良らしいです。
さあ、出発。朝の静かな奈良の町。
空腹の鹿に「せんべいくれ!」と頭突きをされつつ……
興福寺の
五重塔や
東金堂の前を通過し
(朝のお掃除で扉が開いていて、チラッと十二神将と目が合います)
南円堂前も通過し…
JR奈良駅へ。
今回の旅の目的地は、法隆寺。