録画してたドラマ「グッドドクター」を
観てたら蘇った記憶があります

子どもの頃の記憶です

私は絵を描くのが好きで
ずっとずっと絵を描いてました

家に引きこもってたので母親が
少しでも外に出るようにと連れ出すけど
誰とも遊ばず地面に絵を描いてた(笑)
チョークを使って道に絵を描いてました

その当時暮らしていた家の近所には
似た年頃の子ども達がたくさんいました
その中の一人で少し年下の女の子が
いました

うちが引っ越しをしてしばらくのこと
その子が入院したからと母親と
お見舞いに行きました
母から「絵を描いてあげなさい」と
言われて渋々描いた気がします

お見舞いに行った時の無菌室のベッドの
白いシーツと女の子の真っ白な肌と
太陽の光の眩しさが印象に残ってます

蘇った記憶と言うのは
その女の子が私が渋々描いた絵を
とても喜んでくれて「また絵描いて」と
言ってたこと
そしてまた絵を描いてお見舞いに行くと
病室の壁に私の絵が貼ってあったこと
渋々描いたことが子ども心に申し訳なくて
次はどんな絵が好きかな
どんなどたと喜ぶかなと
思いながら描きました
でもその絵を届けることはできなかった

女の子は天国へ旅立ちました

私は絵を書くことが好きでした
絵を描くことが好きで
絵を描くことが楽しかった
ただそれだけでした

私の絵が誰かの役に立つなんて
思ってもなかった
私の絵ではメシは食えん(稼げない)と
父親に言われて好きや楽しいだけのことは
ダメなんだと思った
でも
私が好きで描いた絵を
喜んでくれた人がいた
そして
私が好きなら役に立たなくても
やっていいんだ
私が私を喜ばせたらいい♡
そしてまたもし誰かを喜ばせることが
できたらそれはそれで嬉しいこと♡



絵を描くこと
刺繍すること
文字を書くこと
いつでもしていい♡