アイドルものや、女の子が主人公のアニメにあまり興味がない人生でした。


たまたまアニメが好きな後輩が東北出身で、WUGに興味を持って、「七人のアイドル」を一緒に観に行って、衝撃をうけました。


アイドルってキラキラしていて可愛くて楽しい夢に溢れた作品を想像していたから。

リアルで、苦しくて、それでも立ち上がる彼女達のことを、何かを頑張っている、この世界の全女性に見てもらいたい作品だと思いました。


でも私はWake Up, Girls! をアニメ作品として大好きで、中の人を追いかけるまでは…って思っていたんです。別の物だと思ってたんです。

それでもWUGちゃんの誰かが出演するアニメは気にしちゃうし、出てると嬉しいし、新曲もちゃんとチェックしちゃう、アニメを離れてもちゃんと物語は続いていたんだなぁって。なんとファイナルライブが終わった今だからこそわかったんですよ。


ファイナルライブが発表されて、絶対に行きたい!って気持ちの反面、アニメを好きな私が、もうすっかり声優や歌手として立派になったWUGちゃんを、アニメの延長線みたいな気持ちで見に行っていいのかという気持ちがファイナルが近づくにつれて大きくなっていきました。

でもWUGちゃんはWUGちゃんでした。

最高の最終回がそこにはありました。


Wake Up, Girls! というアニメは本当にリアルに作られていて、続編を望もうとするとどうしても考えてしまうのが、脱退、加入、スキャンダルなどつらいことばかり。

私はあの7人じゃなきゃ嫌なんです。

たとえアニメの中でも嫌でした。

1人のオタクの勝手な考えなんですけど。

あの7人だからこそのWake Up, Girls! なんです。


だからファイナルライブを見て私は、ああ、これが最終回なんだって。すごく心にしっくり来るものがあったし、なによりアニメのWake Up, Girls!も、WUGちゃんもずっと一緒だったんだなぁ…って気づきました。(ずっと一緒だったワグナーさんには怒られそうだけど。)


まさか社長と松田さんと早坂さんから始まるなんて思わなくて最初からズルズルに泣いてしまいました。

アニメで見たI-1clubのようなサイリウムの光がWUGちゃんに向かって輝いていました。

ファンとしてもああ、この景色が見たかった。そして大田のように声が枯れるまで叫んで泣いて愛と感謝を伝えたかった。


うまい言葉が全然出てこないんですけど、Wake Up, Girls! は Wake Up, Girls! だったんですよ。アニメが終わったからといって、他のアニメのタイアップを歌っているWUGちゃんもWUGちゃんだったんですよ。

だからこそのファイナル。

最後のお手紙の所で、○○役○○って言っていたのも、改めてWUGちゃんが旅立っていくんだな…と感じたりしました。


まゆしぃが、幸せについて手紙に書いてくれて、まゆしぃが幸せで、私たちも沢山の幸せをもらって、Wake Up, Girls! は7人で終わりを迎えて。アニメも現実も超えて、私達は七人のアイドルという作品のおわりを見届けられる。WUGに出会えて、本当に良かった。

ずっとずっと大好きなことには変わりがないし、Wake Up, Girls! から旅立つみんながこれからも幸せでありますように。

出会えた奇跡にありがとう。


2019年3月8日 SSAに行けて私は本当に幸せです!


ありがとうWake Up, Girls!