01:00pm
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実はアメリカに来て、コインランドリーの初体験。QueensのAstoria、ギリシャ人街の真ん中にあるコインランドリー。NYだけなのかどうか知らないが、忙しいお客のためにセルフサービスでないサービスが存在している。コインランドリーにいるおばちゃん(たいていはおばちゃん)に洗濯物を渡すと、彼女が洗濯から感想まで済まして、しかも畳むべき物は畳んで仕上げてくれる。クリーニングとコインランドリーの間、コインランドリー寄りのサービスだ。まあ、忙しいNYだけのカルチャーのような気がするが。コインランドリーは非常に清潔で、ここら辺はアパートが古いためどこも地下にランドリーを持たず、みんな当たり前にコインランドリーを使っているようだった。整然と洗濯機が並んでいる様子はとても奇麗で機能的にさえ見える光景だった。

03:00pm
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織ちゃんの机の上。今はNYでSchool of Visual Artsに通う学生の身分。彼女のクラスメートにも会ったが、みんな若くて可能性のあるアーティストやデザイナーの卵という感じだった。NYは家賃や全ての物価がアメリカの何処よりも高く、(StarBucksもTallサイズのLatteで$1.00程度Seattleより高い)学生の身分は経済的に結構たいへんのようだ。家賃に関しては、Manhattanでは兎小屋と言われる日本の、それも東京よりも高いようで、6畳ほどのStudio(日本でいうワンルーム)のアパートメントでも$1,000以上、今はするそうだ。そんな中、美術系の学生達は画材という高価な買い物を大量にしなければならない。豊かな国から来てればまだましだが、そうでない国から夢を実現するために来た画学生やアーティストは、今も昔と変わらない最低限の生活をしているという。 NYは夢を実現するために住すところという実感がする。

09:00pm
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夜の9時過ぎからHarlemの145th StにあるJazz Bar"St. Nicholas Pub" に出かける。9時から11時にかけては団体客が狭い店の中のステージ前のテーブルを占領していたりするが、12時をまわるころには、すっかりそんな客もいなくなり、地元の客や常連、Blue NoteなどのメジャーなJazz Barの演奏をし終ったJazzman達がやって来て、それでなくても狭い店内が座りきれない人で一杯になる。演奏も9時から11時頃が団体客にも分かりやすいような曲を選んで、きちんと演奏していた感じに比べ、夜が更けてくると、自分たちが楽しんで演奏し、それを客も楽しむような、少しフリーな部分もある演奏に変わってくる。もちろん客のノリもどんどんよくなる。時には飛び入りのJazz manも一緒に演奏して楽しんでいる。なかなかひとりでは来れない場所だし、知らないと気にくい場所だったが、織ちゃんの友人の誘いでとてもいい機会が持てた。写真はお見せを出た午前2時頃の光景。もちろん、夜はまだまだこれからといった感じだった。本当に夜更かしな街だし、夜更かししないといいものに出会えない街だ。夜中12時を境にシンデレラのように観光客用の着飾った街から、普段着の街に変わる。

The Legendary St. Nicholas Pub
733 St. Nicholas Ave at 149th St
212-283-9728