1回目の陣痛促進剤を投与してから特に変化なく、時間だけ過ぎていきました。
助産師さんのアドバイスで、尿意はないけど(麻酔が効いてるので)一応トイレに行ってみたりする。
麻酔の量がまだ少しなので、分娩台の昇り降りも自力でできたし、トイレまでも車椅子なしで行けました。
トイレから戻っても特に変化はなし。
助産師さんは両隣のお産に忙しそうでした。
たまに声をかけに来てくれるけど、基本は一人。
お隣さんのお産が聞こえてくるので「無事に産まれますように」と陰ながら応援しつつ、思わず一緒に呼吸を合わせたり、力を入れたりしてしまいました。
自分自身の赤ちゃんはなんとなく時間かかりそうな気がしてきて、早く出てきてほしいのか、それともなるべく長く一緒にいたいのか、よくわからない気持ちに・・・
何も変化もなく、痛みも無いまま3時間が経過し、2回目の陣痛促進剤投与。
しばらくすると子宮の張りと痛みを感じるようになりました。
張りといってもまだまだ小さな子宮なので、恥骨に近い下腹部が固くなる程度。
(長女のときはお腹にフライパン入れてるの?ってくらい大きくなった子宮がカンカンに張ってました。)
少しずつ痛みと張りの間隔が狭まってきたけど、まだまだな雰囲気。
まだまだだと思って再度トイレに行ったところ、分娩台に上がる時に突然「ビクン!!」と大きく赤ちゃんが下がった感覚がありました。
助産師さんに伝え、急いで内診。
その瞬間バッシャーーーーーーっと破水しました。
麻酔してても破水の感覚もあるし、背中まで濡れたことも分かり、防水シートと産褥ショーツの交換をしてもらいました。
内診の結果、赤ちゃんは降りてきてはいるけど、頭ではなく手か足から出ようとしていて引っかかっているとのこと。
小さすぎて手か足かわからないようでした・・・
「先生の処置が必要なので少し待ちましょう」ということに。
急に進展して少し驚きましたが、先生が他のお産で忙しそうなので時間に余裕があり、夫に破水を知らせて分娩室に来てもらうことができました。
助産師さんが「今日はお産が多くて、隣の声が聞こえて辛いよね、ごめんなさいね」と言ってくれて、すごく恐縮でした。
ここはお産するところなので当然のことだし、辛いというよりは「無事に産まれてね」という気持ちでした。
私が分娩室にいる間3人の出産があったようで、3回「おめでとうございます」の声が聞こえてきました。
お隣の出産が終わり、いよいよ先生が来ました。
つづく