ぐるっとパスのおすすめコースその2ね。ここもお気に入りの1日コースで、ぐるっとパスの元を1日で取れるの。

地下鉄六本木1丁目駅を起点に、泉屋博古館東京、大倉集古館、菊池寛実記念 智美術館をめぐる。六本木1丁目駅からエスカレーターで上り、ほぼ駅直結と言ってもいい場所に、泉屋博古館東京はある。7月21日で終了してしまったけど、「歌と物語の絵 ― 雅やかなやまと絵の世界」展が開催されていたのね。掛け軸や屏風などに描かれている短歌の世界に触れてきた。併設されているハリオカフェが素敵。六本木という土地柄、森アークビル等のレストランはたくさんあるけど、このコースは庭園の借景を臨む美術館併設のカフェが素敵よ。美術館に入場しなくても利用できる。

泉屋博古館東京出ると、場所柄、各国の大使館がいくつもあるので、見つけながら歩くと楽しいかもしれない。街の雰囲気が良い。このときは遠回りしてしまったけど、徒歩5分ほどのところに、大倉集古館はある。ホテルオークラの目の前。「もうひとりのル・コルビュジエ~絵画をめぐって」という展覧会が開催されていて、私にとっては思いがけずヒットな展覧会。国立西洋美術館の建築家の一面に触れることができた。

そして、その目と鼻の先に、菊池寛実記念 智美術館がある。ここは陶芸の美術館。併設されているカフェレストランから眺める中庭が素敵。豊かな時間が過ごせること請け合い。ランチで利用したいけど、起点が泉屋博古館東京が良いので、なかなか機会がない。菊池寛実記念 智美術館からは虎ノ門ヒルズ駅が近いので、帰路はそこから。

泉屋博古館東京は入場料1000円、大倉集古館は入場料1000円、菊池寛実記念 智美術館は入場料1100円。ぐるっとパスの代金は2500円は、すでにその1のコースで元をとっているので、あとは積み上げて楽しむだけ。







大倉集古館にて。尺八とフルートを掛け合わせたような楽器だそう。