芸大美術館で開催中の大吉原展に行ってきた。今週末19日まで。

会期終盤だからか大変混んでいた。漫画や映画、小説でも舞台になっているからか、大吉原展は、他の美術展に比べて若い世代の鑑賞客が多い印象を受けた。しかも男性客も多かった。男性がグループで来ているの。私が行く美術展ではそれは少ないな。吉原は、そこにとらわれた女性のものではなくて、そこに通う男性のものでもあったのだから、当然かもしれない。

 

以前、受けたヒプノセラピー(前世療法)で、正確な時代も場所もわからないながら、拉致されて吉原のようなところに連れ去られ、はかなく終えた生涯が見えた。そういうのもあって、惹かれる展示だった。

 

吉原の再現模型や、映像の見せ方が素敵だった。浮世絵も素敵だった。特に広重の絵に描かれる人の顔が優しくてよいね。

 

毎年4月に浅草の吉原があった地域で、花魁道中を再現するパレードを開催しているのだけど、観に行こうと思っていたのに、忘れていた。来年こそ。忘れてしまうので、備忘録、存在システムをどうやって作ろう。

 

 

おかしくて笑っちゃうんだけど、前世療法やる前は、男性からお茶やデートに誘われるだけで、怖くて逃げだしていたのだった。それを解決したくて前世療法を受けたわけではないけれど、自分自身がおかしくて面白い。