京都通の友人に誘われて、京都に行ってきた。友人にお任せなのだが、美術館に行きたいと友人にリクエストした。それで、福田美術館、植物園(これは友人が行きたいところ)、京セラ美術館、大山崎山荘美術館に行ってきた。

 

旅行を誘ってくれた、私の友人は素敵な人で、見習いたいところがたくさん。「ちゃん卒」の視点からも、遠慮や罪悪感がない人だった。私はこの人が言うのなら、と従ってしまう。

 

今回泊まったホテルでは、ホテル内での飲み物が充実していて、ティーパックが選り取り見取り。それに市販のスナックのサービスがあった。サッポロポテトやかっぱえびせん等々が蓋つきのガラスの容器に盛られていて、お玉でお皿に掬ってもらえるの。これが嬉しいの。何度もお替りしちゃった。香りのよい、テトラパックの紅茶もよかった。

 

友人はこれらをもらうのに遠慮がない。スナックは入れ替わる。一口サイズの歌舞伎あげがあって、これはいくつも掬えなかったのね。私は全員にわけないものは遠慮してしまうの。ところが、友人は個数にかかわらず食べたいものを食べる人なの。すごいささいなことで、歌舞伎揚げはお替りすればいいことなのだけど。万事すべてそんな感じ。自分が最優先。

 

しちゃいけないことなんてない。ホテルのサービスの品をもらう、といっても、ホテル内で使用する量なんて、たかが知れている。にも関わらず、私はいつも遠慮している。他の人のこととか考えてしまう。もっと自分を居心地よくしようと思った。