フォトリーディングという速読の技術を学んだことがあるとシェアしたら、知りたいとリクエストをいただいたので、話してみるね。

フォトリーディングは速読の技術、仕組みのことで講座を受けて学んだんだけど、今は自己流で楽しく活用しているの。学んでわかったことは、フォトリーディング、速読は誰でもできるということなの。

そして、例えば読んで良かったり感動したりした本を友人にシェアするときに、本に書かれている内容を全部話すわけではなくて、良かったところ感動したところを、自分の言葉で手短に話すことになるでしょう。学生時代でも、あるいは仕事でも、本を読んでレポートする課題があったら、その時の本は最初のページから終わりまで読むというよりは、課題に即した箇所をみつけて丹念に読んでレポートするでしょう。
フォトリーディング速読は、本から自分が必要なところ、アウトプットするところを効率的に見つけて取り出す技術のことなの。簡単に説明するので、やってみましょう。

☆ステップ1 準備。
その本を読んで得たい目的を明確にすることなの。どんな情報を得たいかということね。そして、リラックスすること。リラックスすることで、集中できるようになるから。

☆ステップ2 予習。
本の表紙や裏表紙、目次や著者紹介、前書きや後書きなどをざっと見てどんなことが書かれているか見渡すの。目的や欲しい内容と合っていなかったら、その本を読まない選択もあり。

☆ステップ3 フォトリーディング。実際に読む。
ページをパラパラとめくっていくの。めくったページ毎にどんなことが書かれているか見渡しながら、リズミカルにページをめくっていくのがコツ。フォトリーディングの講座では、その状態で本を1周することを薦めていて、本の中でも得たい目的、トリガーワード、キーワードを意識しながらページをめくっていくの。

☆ステップ4 復習。
得たい目的、トリガーワードやキーワードから、本から得たい質問を創る。そして、休息を取るということなんだけど、私はもはや自己流になっていて、ステップ3とステップ4とステップ5もあまり区別していなくて、気になる箇所を見つけたら、そこをじっくり読んで、自分の中で腑に落ちさせているの。

☆ステップ5 アクティブリーディング。

いよいよ、本を丹念に読んでいく。本を読んで本から得たい質問の答えを見出していく。フォトリーディングの講座では、内容や考えたことをマインドマップにまとめることを薦めている。私の考えは、今はアウトプットなら何でもよいと思っていて、とにかく本から得たことをアウトプットしてみよう。友人に話すのでもいいし、ブログにまとめるでもいいし、得たことを外に出すのが大事。内容が自分の中に定着するからね。

この方法だと、読書に取り組める時間に応じて、例えば10分なら10分で、1時間なら1時間で、本から得たい内容を見つけて読むということができるようになるの。1日1冊は楽勝じゃないかな。本屋さんでの立ち読みでも、さくっと欲しい情報が得られるようになれちゃうの。楽しいよ。