オンラインのマナー講座に参加しました。学んだことをシェアします。

マナーにおける一つの側面は、マナーとは一般的なルールはあるものの基本的には自分や周りの人たちと、 気持ちよく楽しく美味しく過ごすためにあるものということがわかりました。

そして、相手に恥をかかせない気遣いをするのがエレガントなのだそうです。それを聞いたとき、以前何かの本で読んだ記憶がよみがえりました。

本の著者が、イギリスだったかヨーロッパの貴族に邸宅に招かれたところ、代々伝わる素晴らしい骨董のグラスが4個ありました。少し前まで、そのグラスは6個あったそうです。そのグラスは日常、お客様が来たときには使うものなのですね。その少し前、あるゲストが誤って一つ割ってしまったそうです。それで恐縮するゲストに、その家のホストであるご主人が「何でもないことだから」と自らもう一つグラスを割ったのだそうです。

私がそのゲストであったら、私のために2個も貴重なグラスを割ることになってしまったとますます恐縮しそうと、不思議に思っていたのです。本の題名も著者名も忘れているのに。

オンライン講座の講師にお話ししたら、それはなかなかまねできない上級のマナーだそうです。貴重な骨董品を割ってでも相手に恥をかかせない。凄いですね。

それで、もう一つ思い出したのが、私の大好きなキャンディキャンディの漫画のエピソードです。 セントポール学園の裏庭で、ニールの作った落とし穴にイライザが落ちてしまうのです。貴族の息子であるテリィがイライザを落とし穴から救い出してやるのです。去り際に「無事で良かったね」と、イライザに跪いて手の甲にキスをする場面がありました。落とし穴に落ちてみっともないような出来事が、突然レディとして扱われるので、イライザもまんざらでもないという場面だった記憶があります。

講座で学んだ、相手に恥をかかせないことにつながっていて、漫画のキャラクターですが、「テリィ凄い」と私の中で、また株が上がりました。テリィは大好きなキャラクターです。

ところで、マナーで日本人に欠けているのは、ユーモアだそうです。例えば、家に帰ってきて散らかっていた場合、家族や夫に怒り出しそうになるときに、「まるで泥棒にあったみたいね」などと言えると良いらしい。笑いをとること、相手を笑わすことがマナーのひとつであり、夫婦円満、家庭円満の秘訣でもあるのだとか。

そして、会話をWE(私たち)メッセージで始めることがポイントだそうです。「(私たちは)泥棒にあったのかな?」と。「なんで(あなたは)こんなに散らかしたのよ」と話し始めると、それはYOU(あなた)メッセージになり、相手を責めることにつながるそうです。I(私)メッセージもよろしくないそうです。

心にゆとりを持つことが大切ですね。まずは深呼吸から始めましょう。

 

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