先日、ロシア料理のボルシチを食べたことから、たいめいけんのボルシチはどんなお味だったか食べてみたくなっていました。ようやくかないました。オムライスで有名な洋食のたいめいけん。ボルシチはチェーン展開されているたいめいけんではなく、たいめいけん本店だけのメニューです。
ん年前に本店に行った記憶では、セットメニューにボルシチがあり、なんと50円で食べられるのです。店舗は日本橋再開発で、移転していましたが、現在もそのメニューは健在でした。お値段もそのまま。
注文すると、まもなく小さなスープカップに湯気がでているボルシチが登場。スープの赤さはビーツの紅のような赤さではなく、人参やトマト由来のようなオレンジの色味の赤いスープ。野菜の出汁がしみじみ美味しい。さいの目切りされた人参やじゃがいもが口のなかでほどける。再現は難しいものの野菜スープもおうちで作りたくなりました。
オムライスも本店ならではの、たんぽぽオムライスを注文。映画たんぽぽに出てきた、オムレスにナイフを入れて、チキンライスに卵を広げて食べるスタイルのオムライス。卵を3つ使うそうです。あるテレビ番組で実は3つより多い卵を使って作ると言っていたのを見たような。あれはたいめいけんのシェフではなかったかしら。
昨今の卵高騰の風潮だけれども、値上げはしていないみたいです。もともと高級ですしね。リッチでボリューミーな卵のオムライスを堪能してまいしました。
追加で、やはり50円で食べられるコールスローのサラダも頂きました。私はマヨネーズが苦手なのですが、他のテーブルに供されている様子から、マヨネーズを使わないコールスローだと踏んで頼みました。案の定、マヨネーズ味ではない、マリネのようなキャベツのコールスローでした。甘味の際立つ味わいです。これはコールスローを久しぶりに家で作ろう!と家でも作りました。
我が家のレシピを紹介します。注意、たいめいけんの再現ではありません。ひかりんちのマヨネーズの入らないさっぱりしたレシピです。友人にふるまって大好評をいただいている自慢のレシピでもあります。
キャベツ、玉ねぎ、にんじん、きゅうり、りんご等。キャベツを中心にお好みの野菜を千切り。キャベツだけでも良い。
甘味。さとうでも、シロップでも、柑橘系のマーマレード、はちみつなど。
オイル。だいたいオリーブオイルで作ります。
酢。お好みのビネガーなど。
塩、コショウ
千切りにした野菜に適当な量の上記の調味料をあえて冷やしていただきます。少し時間をおいて味をなじませてから食べるのがおいしいです。
友人の希望でパイナップルを加えたコールスローを作ったことがありました。そのときはパイナップル缶のシロップを甘味として加えました。それも評判がよかったです。