根っこの部分に癒しがおきたはなし | 自由に、自分らしく、幸せに生きよう 光花のブログ

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自分を取り戻すためにやっていることや、自分を使って実験した結果、日々の生活の記録など、思い付くままに書いています。

こんにちは。光花です。

 

今日から3月ですね。

 

こちらは少し雪が降りました雪

 

1月は時間の感覚がちょっとおかしかったけど、2月はいつもどおりの感じであっという間でしたニヤニヤ

 

 

 

少し前にちょっと不思議なことがあったので、そのことを書きますね。

 

明け方、夢を見ました。


とても明るくてフルカラーの、鮮やかな夢でした。

 

その夢には、娘が1歳のときに亡くなった祖父が出てきました。

 

祖父は若いころ戦争に行き、祖母と結婚し、4人の娘を養っていましたが、


42歳のときに脳梗塞で倒れ、半身不随となりました。

 


わたしが小さかった頃は、杖をつきながらゆっくり歩いて散歩をすることもありましたが、

 

数回入退院をくりかえし、晩年はずっと自宅のベッドで寝たきりでした。

 

 

もともと無口な人だったうえ、後遺症のため話すことが少々困難になっていたこともあって、


生前、祖父の話をちゃんと聞くことはありませんでした。

 

 

祖母と母が長年祖父の介護をする姿をずっと見てきて、介護するのは大変そうだなと思っていました。

 

 

夢の中で祖父は病院のベッドで寝ていました。


ベッドの柵に体が当たるほど端っこに寝ていたので、

 

わたしと旦那さんで祖父をベッドの中央まで移動させました。

 

寝ている祖父の足の方のちょっと見づらい位置にテレビがあったので、


見やすくなるように位置を調整し、祖父が見たい番組をつけて、リモコンを祖父に渡しました。

 




夢の中で私は、


祖父はずっと寝たきりで、その間何を思っていたのだろうか。。。と思いました。

 



25年も一緒にいたのに、


祖父が何を考え、何を感じ、何を思っていたのかに思いを馳せたのは、


このときがはじめてだったということに気が付き、驚愕しました。

 

祖母や母の大変さにばかり意識が向いていて、


介護される側の祖父の気持ちにはまったく意識が向いていなかったことに愕然としました。

 

 

働き盛りに隣の県に行っていたときに病に倒れた祖父は、


病院のベッドの上でどんな気持ちで寝かされていたのか。

 

 

動きたいけど動けないもどかしさはいかばかりだっただろうか。

 

父として、夫として家族を思う気持ちはどんなだっただろうか。

 

今はスマホがあって、寝たままでもいくらでも気晴らしや暇つぶしができるけれど、

 

当時はテレビすらなかった時代だったはずで、どうやって一日をすごしていたのか。

 

目が覚めてからも、そんなことを考えていたら、涙がとまらなくなってしまい、


ほぼ丸一日泣いて過ごしました。

 


今もこれを書きながら涙が出ます。

 

 

祖父の人生に自由はあったのだろうか。

 

何を支えに祖父は生きたのだろうか。

 


 

わたしは祖父よりもずっと自由で平和で便利な時代に生きることができている。

 

祖父ができなかった分も、わたしは動かないとけない。

 

自由を味わい、人生を満喫しなくてはいけない。

 

 

 

わたしがあまりにも泣き続けるので、旦那さんが心配して、なにがあったか聞いてくるので、

 

少し落ち着いてから、夢を見たこと、そのことについて感じたこと、考えたことを旦那さんと息子に話しました。

 

 

わたしは、生きづらさの原因を長年追及してきて、


その原因が自分が育ってきた家庭にあることがわかって、いろいろな謎が解けてきてはいました。

 

 

そのけっこうな根源の部分、そもそもの原因が、


祖父が若いときに病に倒れたことから始まっていたんだよなと、


あらためて気づきがおきました。

 


そのことについて一度も祖父を責める気持ちになったことはなかったけれど、

 

祖父の気持ちを思いやり、寄り添うこともなかった。

 

 

その部分に思いを馳せることで、


今まで一度も意識に上がることのなかった根っこのところに癒しがおきて、


わたしはひたすら涙を流したのだと思う。

 

祖父が流せなかった分の涙も一緒に流したのかもしれない。

 

 

 

次の日、孫のりったんの家に行く予定だったけど、泣き疲れて頭が痛かったので、


旦那さんと息子だけ行き、わたしは留守番をすることにしました。

 

 

 

娘の家で、前日私が祖父の夢を見て、泣いていた一連のことを旦那さんと息子とで娘に話していたら、

 

娘の膝に座っておとなしくしていたりったんが、

 

なんの前触れもなく大きな声をあげて泣き出したのだそうです。

 

どこも痛くないはずだし、びっくりするようなこともなにもなかったのに、

 

今年一番の大泣きをしたのだそうです。

 

 

娘もなぜりったんが泣いているのかまったくわからなかったそうで、不思議がっていたと。

 


りったんはまだちょっとしか話せないので、真相は闇の中ですが、


前日、旦那さんと息子との一連の会話の中で、

 

もし祖父が生まれ変わったら、


めちゃめちゃエネルギッシュに動き回るパワフルな人になるんじゃないか、りったんみたいな笑

 


という話をしていたので、


もしや「りったん、祖父の生まれ変わりか?説」もなきにしもあらず滝汗と思った我々3人でした笑

 

 

娘を産んだ後、巻き爪の手術をしたり、ぎっくり腰になったりして、里帰りを何度かしたのですが、

 

わたしの部屋は2階にあって、階段を登って行けないため、


祖父の部屋で祖母と赤ちゃんだった娘と4人で寝ていた時期がありました。

 

 

娘は祖父が見た、たったひとりのひ孫です。

 

 

巻き爪もぎっくり腰もめちゃめちゃ痛かったけど、


そのおかげで祖父とひ孫が一緒に寝ることができたので、


今となっては、ナイス巻き爪&ぎっくり腰でしたニヤニヤ

 

 

夜泣きしてうるさかったかもしれないけど、


ほんの少しはじいちゃん孝行できていたんじゃないかなと思います。

 

 

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございますニコニコ

 

 

もしや、あなたは。。。。笑

 

 

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