頑張り屋さんのあなたの
夢を叶えるお手伝い
私がセラピストの仕事をしていて
すごく大事だと思っているのが
人の感情です。
この前
びっくりしたことがありました。
駅のホームで
お母さんが
小学校３年生ぐらいの女の子に
何やらお説教をしていたんです。
チラッと耳に入った感じだと
どうやら
お小遣いの使い方のことみたい。
電車に乗り込む瞬間に
横を通ったら
お母さんの声がはっきり聞こえました。
「認知のゆがみ
常識のゆがみがあると
これから困るので直してください」
お母さんは
娘さんの顔を見ずに
正面を向いたまま
淡々と伝えていました。
小さな子供に対して
認知のゆがみという
難しい言葉を使っていることと
丁寧語を使っていることに
はてなマークがいっぱいになって
驚いてしまいました。
娘さんの顔を見たら
なんていうか
いやそうでもなければ
悲しそうでもなければ
困った顔でもなければ
無表情
お母さんはきっと
娘さんがお金の使い方で
将来困ると大変だからっていう
気持ちなんでしょうね。
感情的に叱るって良くないこと
そう思っていたけれど
淡々と無感情に注意するのを目撃したら
なんともいえない気持ちになりました。
もし私が子供だったら...
感情的に叱られるのは悲しいし
泣いちゃうかもしれないし
お母さんに反抗するかもしれない
でも
無感情に叱られるのは
なんだか寂しいかも
ほんの一瞬の会話だから
私の勝手な想像だけれど
娘さんが無表情だったのは
お母さんの言葉が
何も入ってこない
届いていないのかも
お母さんは
感情を出すのが苦手なのかもしれない
もしかしたら
子育てで
感情的になるのは良くない
論理的に説得すべき
という信念を持っているのかもしれない。
それは間違っているわけじゃない。
でも
親だって人間
完璧じゃなくてもいい
感情があるからこそ
伝わることもある
愛情が伝わっていれば
少しぐらい感情的になっても
大丈夫なのが親子
そんなことを一人で思ってました。
オチがない話だけれど
皆さんはどう感じますか。
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