今日は「スターチス(花浜匙)」の紹介です。
【 花言葉 】
「変わらぬ心」「永遠に変わらない」「いたずら心」「驚き」
(淡紫)「知識」
(桃)「永久不変」「人の気持ちを引き立てる」
(黄)「愛の喜び」「誠実」
(紫) 「しとやか」
【 誕生花 】4月29日、11月16日
スターチスはイソマツ科イソマツ属の常緑多年草で、学名は Limonium sinuatum。英名は Statice。
和名では「花浜匙(はまはなさじ)」と言います。
スターチスという名前は、ギリシャ語の「statizo(止める)」に由来するそうで、これは古来より薬草として下痢止めに用いられてきたからだそうです。
また、日本名の「花浜匙(はまはなさじ)」は、多くの種が海岸近くに生育し、花の形がサジに似るためだとか。
地中海沿岸が原産で、日当たりの良い野原に生え、高さは45~60センチになります。
日本には昭和の初めに入ってきました。
葉は長さ20cmほどで地際から放射状に伸ばします。
花茎は羽根つき餃子のような翼状のひだを持ち、やや平たいです。
その先端に小さな花をまとめて咲かせます。
花びらは白や黄色、萼はろうと状で青紫、黄、ピンク、白などがあり、花びらよりも萼が目立ちます。
花びらに見えるのは、萼(がく)が変化したもで、花が散った後も萼はきれいな色をしたまま残ります。
枯れてからも萼が色褪せないので、ドライフラワーに良く利用されていますよね。
お花屋さんでは、切花として売られていることが多いですが、風通しのよいところに吊るしておくだけで色落ちせず、簡単にドライフラワーが出来上がります。
秋にタネをまくと翌年の春に花を咲かせます。
本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、園芸では花後に枯れる一年草として扱います。
花つきが良く丈夫なので、適地(日当たりと水はけ、風通しのよい場所)があれば自分で育てるのも面白いようですよ。
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