梅雨が明け、さらに暑さが増しています。

温室内はお昼前で40℃ほどですが午後になると42℃を越えると言った感じですので最近はあまり長く温室にはいません。

さらに最近は開花があまり無く種の収穫と種蒔きと接ぎ台作りをしています。

交配を始めた当時はあまり絞り花を意識しなかったのですが”Jxxx”あたりの交配から絞り模様の花を創りたいと意識するようになりましたが何をやれば絞り模様が出来るのかが全くわかりませんでした。

J482A　ゲンタリア＠

荒刃丸系の交配種です。

J544B4キンダンスＢ＠x

緋紋玉系の交配種です。

J544D　キンダンスＤ＠

J544E　キンダンスＥ＠

J664A1　カグヤ＠

この親は強刺ではなく艶麗丸ｘ紫野が使われています。

柴野の交配種は花色が濃い傾向にありますが絞り模様が出る場合は淡いピンク系が多い様に感じます。

J200417-01　ウキグモ＠

交配親不明ですが大変沢山の花を咲かせます。

K186A　パスティー＠

桃香丸系の交配種です。

K241C　オーシャ＠

この親は最初のころに紹介した絞り花のH518E　レディーシャイ＠が父方です。

K241D　イニエッタ＠

この花が一番レディーシャイ＠の花に似ているように思います。

この兄弟を見れば親の絞り花の因子は子供にも反映している事がわかります。

K241A　オアキスタ＠

これは兄弟花ですがよく見れば絞り模様が入っている様にも見えますがあまりコントラストが付いていない花です。

こう言う花は結構多いのでこのような絞り模様が有っても見慣れていない方は絞り模様に意識はしないのではないかと思います。

K459A6ノノリータ＠x

オレンジハート＠の交配種で絞り模様は主に先端の方に入っています。

K512B　アラスカ＠

ピンクに黄色や紫と様々な色が入った絞り模様の花です。

交配を続けていると決して2色しか入っていない花の方が少なく複色/マルチカラーと表現した方が良いように思います（この花でも様々な色が入っており言葉で花色を表現するのは難しです）。

ただし、ブログを見ていただいている方はご理解している事と思いますがこのように複雑な色が混ざる花色は大変不安定で同じ花色で咲くことは経験上無いと思っています。

そんな事もあり開花のたびに写真を撮ることは重要な事と思っています。

絞り花４