朝から霧雨が降る一日、結構寒くなりました。
今日は発根管理中の苗を選別していました。
選別と言っても根が出たかどうかを確認するだけの事ですし、発根管理と言っても土を満たしたトレイに置いておいた未発根苗をの発根を待つだけです。
私の場合は土の上に並べておいた苗に時々水やりをしていますがこれだけは人により違いがありどれが良いと言うものでは有りません。
もちろん、根のある苗の様にたっぷり水やりをするとほぼ腐ると思います。
私が水をやる理由は経験的に小苗の枯れるのが多い様に感じたので土の表面だけが濡れる程度の水やりを2週間に1回程度で行っています(この間隔などは適当でどの程度が良いかのデータは全くありません)。
今日は4トレイ分の発根を確認しましたが大体5割ほどが発根していました。
発根したと言っても数ミリですのでまだまだ注意は必要な状態です。
中には発根する雰囲気が無い物もありこれらの苗はまたトレイに上に並べました。
写真を撮ろうと思ったらバッテリーが無くなってしまい撮ることが出来ませんでした(別に撮ったからと言って大した写真にはなりませんが)。
発根した苗は明日鉢に植えます。
実は先日抜き上げておいた苗は温室の外に置き雨ざらし状態にしてあります。
例えば2~3年前に実生した苗(ソエレンシア系等の大型種は5年ほどかかります)大体開花するのですがもう一つ条件があります。
これも経験上の事ですが秋から冬にかけて元気に育てると球体は大きくなりますが花が咲きにくい傾向にあります)。
私の場合は秋に植え替えを水やりを減らし光線を当て寒さにも当てます。
要するに刺激を与えると言うか死にそうな状態にすることが重要と思っており春になる前から元気に育てるのが初花を早める秘訣では無いでしょうか。
エビサボテンもこの傾向が強い気がします花サボテンよりは咲きにくい傾向にあるように思います(例えばきれいな御旗などは毎年咲いた記録は無く植え替えて次の年に開花しています)。
ちなみに今年蒔いた種でキリン団扇に接いで大きくなったとしても来年の春に咲いたことは有りません(ただ小型種のレブチア系やマミラリアは咲いたことが有ります)。
早期の初花を期待するのであれば冬は厳しく育て暖かくなり始めたら元気に育てるのが良いと思います(霜に当てると傷みますので注意してください)。
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群開花を紹介します。
YBT127/9180
YBT178/7805
YBT178/9386
YBT178/A403
YBT202/9109