久しぶりに寒い一日、鼻水を垂らしながら植え替えをしていました。
先日、ホームセンターに行ったとき奇妙なサボテンを見つけました。
サボテンは金鯱なのですが刺だけが緑や赤なのです。
つまり刺を着色したサボテンなのです。
最近、売らんがために何でもやる園芸業者や販売業者には腹立たしさを感じます(おそらくサボテン屋さんはこんなことをしないと思います)。
また、テレビを見ているとサボテンをインテリアとして育てているシーンをよく見かけます。
ところが多くのシーンで霧吹きで水やりをしているのです。
また、NHKの”美の壺”で日本多肉の会員宅でハオルチアやエケべリアの撮影が行われ放映されたのですが栽培方法に関しては一切カットされて憤慨したという話も聞きました(ただ、この番組はこういう番組なので番組の主旨と合わない場合は断るべきだと思いましたが実は会で引き受けるのにその内容や目的を聞いていなかったという基本的問題がありました)。
実はテレビなどのマスコミの影響は大きくある番組でメセンのブルゲリが出た途端、業者さんに多くの問い合わせがあったことを聞いたことがあります。
園芸書の中に多肉の寄せ植えを多く見かけますがこんなことをしていいのかと思われることをやっている園芸家がいます。
きれいに見えるように夏型、冬型を混ぜて植えたり最悪はメセンを入れたりするありさま。
これらのことはサボテンや多肉を普及させるには大変大事なことで必要なことなのですがこれだけでは普及するどころか離れていく方も増えてしまいます。
なぜなら一般の方は”サボテンは熱帯の植物”、”サボテンは砂漠の植物で水が無くても育つ”と思われているのが現実です。
売ることは重要ですがその前に栽培方法を理解してもらうことが必要だと思います。
ちなみにホームセンターや花屋さんでサボテンや多肉の栽培方法は聞かない方が良いと感じています(一度”CAM植物”とほ何ですかと聞いてみてください。説明された話があなたに理解できたらその人の話を信じて良いと思います)。
こう書くと誰に聞けばいいのと思われる方もいると思いますが結構周りにサボテンや多肉をやられている方は多いのです(周りの方に栽培している人を聞いてみるのもいいと思います)。
もしやる気があるのであれば趣味の会に入ることをお勧めします(人の集まる会が苦手だからと言う方が多いのですが目的があればこのような考えにはならないはずです)。
趣味の会であれば知りたいことを気軽に何でも聞くことができ話によっては温室を見せてもらうこともできます。
ちなみに私がサボテンを始めた時には日本多肉植物の会、国際多肉植物教会、埼玉サボテンクラブ、群馬サボテンクラブ、狂人会、サボネットオフ会などに参加してたくさん名人と知り合うことができました。
この記事を読み返していたら文脈がめちゃくちゃ、私の独り言と思ってください。
今日は交配親花サボを紹介します。
月光
これは関西の業者さんから入手したものですが交配にはあまり使っていません。
金盛丸
昔からあるサボテンで球体の肌色が黄緑色をしています。
血焔丸
直射光下の撮影で色が飛んでいますが濃い赤色の花です。