昨日、前橋の名人の交配目標を紹介しましたが肝心なことが抜けていました。
先日来た時にお土産に持って帰ったものに綴化と斑入りがありました。
綴化は前橋の名人から頂いたものなので里帰りですが斑入は実生苗から出た曙斑の苗で目標の中に綴化と斑入花サボの作出だそうです。
どちらも簡単にできるものではありませんので根性が必要です。
私にとっては綴化も斑入も花が咲きにくいことからまったく興味がありません。
榛名の名人に交配目標を聞いたことがあります。
耐寒性のあるサボテンと言うことでエビサボテン(鬼見城x美花角)を交配したそうですが同じことをしている人がおり先に”桃太郎”で市場に出たそうです。
何よりも有名なのは短刺のサボテンの作出でファインピンクなどのピンクシリーズが有名です。
ただ前橋の名人と少し違うのは刺の痛いのがダメなので刺の短いものを作出したそうで市場でも受け入れられています。
最近は小型ロビの交配をされているようで色々なところで親木を入手しています。
この名人は梨屋さんですので園芸的な知識と技術を持っており想像もできないことも行っていました。
その中にはパキポの接ぎ木、エケべりアの接ぎ木等を実践しています。
一時期はエケべリアの交配もされており私の好きな”白鳳”も名人作だそうです。
やみくもに交配するよりも目標を持った方が確実に近道だと思います(現実はなかなか先が見えませんが)。
今日も交配親を紹介します。
花が濃い赤のため強刺の花サボと交配していますが刺の強いものはまだ出ていません。