温室の効能? | はなはなGさんの花サボテン

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情熱的なサボテンの花
サボテンの花に魅了され自分も”世界に無い花を創る”ために交配を続けます。
少しでもみなさんの心の癒しになれば幸いです。

花の紹介だけでなくサボテンを楽しむための情報なども一緒にお伝えします。

段々と日の入りが遅くなり温室で作業できる時間も長くなってきました。


最近は植え替えと鉢の移動の毎日です。


前日に鉢から苗を抜いて根の整理、次の日に鉢に植え付けます。


今の時期は湿度が低いので長時間乾燥させるようなことはしていません。


天井の無い温室から冷え切った鉢を暖かい温室に移していますが移した途端に鉢には水滴が付きます。


温室は保温してくれるので夜も温かさが保てる思っている方も多いと思いますが空気の比熱は小さいので外気温が下がるとすぐに温度は下がってしまします。


ところが土や球体には水分があるため温度が下がりにくいのです(比熱が大きい)。


比熱が小さいと温度はすぐに上がったり下がったりしますが比熱が大きいと温度は上がりにくく冷めにくい特徴があります。


つまり、鉢や球体の温度はは周りの温度(空気)が急に下がっても遅れて下がります。


そんなことで昼間に鉢を暖めておくことには大きな意味があるわけです。




今日からはまだ紹介していない花サボテンを紹介します。



ONS001
ONS001
館林の名人からの頂き物で品種不明ですが小型の濃い赤花です。



maximiliana
maximiliana
花径は3cmほどの小型種ですが大変きれいな花です。

これを使用した交配をしていますが開花に至ったものはまだありませんが楽しみな一つです。



NCT003
NCT003
日本カクタスから入手したもので品種は不明ですがパロジアあたりかなと思っています。