『2カ月間家族だったあなたへ』

『2カ月間家族だったあなたへ』

次に迎え入れるなら、保護犬がいい。そして出会った小さな彼女との日々を綴っていきます。

 病院からの車の中で、夫が一言「我が家で看取ろう」でした。

 お迎えで、施設の環境を直接見てきたからの言葉だったと

 思います。

 

 病院で、何も言えなかった私も色々思うことはありましたが、

 名前を決め、迎え入れる準備をしている間にもう「家族」に

 なっていました。

 

 娘も「あそこに戻すのはかわいそうだよ。でも今日のこと連絡はする」

 

 小さい体に大きな病気を抱えた末娘ができました。

 

 翌日再度かかりつけの病院に行き早速これからの治療を

 相談しにいきました。

 

 まずは抗生剤の服用から始まりました。