朝の4時に起きて、ヨチヨチの足で家の周りの草抜きに精を出した父(熱中症になるから止めて!と言ってもきかない)。
途中転んで腕から血を流して家の中に入って来た。
汗ビッショリで草刈りした自分に『ドヤ顔』の父。その後お風呂に入れて身体を洗ってあげた。殆ど毛のない頭に良い匂いのシャンプーを沢山つけてね(^^)笑
私【暑いのにこんなに頑張っちゃって、偉いね】と言ったら嬉しそうに微笑んだ父。
風呂から上がってサッパリした父がポツリと言った。(現在、60%ボケ。40%まとも)
【 ゆめ。・・・歳をとるのは、本当に嫌なもんだなぁ…】と。
私は胸がつまった。そして言った。
【 みんな歳を取るんだから、仕方のない事なんだよね。私なんか、お父さんの歳になったら、お父さんなんかより、もっともっと物忘れが酷いかもよ…】と。
母は相変わらず、私が何かするたびに申し訳無さそうに言う。
【 いつもいつも、申し訳ないね、ありがとうね…】と。
私は心の中で 『お願いだから言わないで!』と思う。
ボケても良いから、長生きして欲しい…
出来る限り一緒にいよう…って改めて思った。
⬇︎は、父が面倒見てる猫です。とっても可愛いですよ。