昨日夕方、面接を受けたクリニックから電話がありました。
勿論、私は出ませんでした。もう、傷付きたくなかったので、守りの体勢に入りました。
時間は18時前だったので、直ぐに旦那さんに電話しました。
丁度、帰宅前だったらしく、すっ飛んで帰ってきてくれました。
直ぐにクリニックへ電話をした旦那さん。
旦那さん『すみません。先日面接を受けさせて頂いた○○ですけど…』
受付さん、直ぐに『お待ち下さい』と。
男性『あっ、先日の事なんですが…』
旦那さん『すみませんが、事務長さんですか?院長先生でしょうか?』
男性『すみません。院長です。』
旦那さん『院長先生なんですね。何でしょうか?』
院長『先日、奥様と面接をして、その後スタッフで会議を持ちまして、奥様の今の段階では働いて貰うのは無理かなという結論が出ました。とても欲しい人材だったんですけどね~』
旦那さん『はい。分かりました。でも、面接のやり方もおかしかったんじゃないんですか?嫁から聴きましたけど、体調が悪い時にはいつでも休んで良いですよって言って下さった事務長さんと、院長先生達との温度差を感じてしまったんですよね。おまけに、最初から、休まれたら困る。点滴を間違えたりすると困る。なんて否定的な言葉で、うちの嫁さんにプレッシャーをかけたんでしょ?それは、医療者として、メンタルを病んでる人に対して放つ言葉なんでしょうか?』
院長『奥様は、不愉快な思いをさらたんですね。』
旦那さん『当たり前です。うちが、頭を下げてまでお願いした面接であれば、否定的な事を言われても構いませんけど、院長先生から嫁さんを誘っといて、そんな言い方は酷いですよ。こちらも、家族で話し合いましたけど、どう考えてもおかしいから、お断りをすると決めていました。おまけに嫁さんは、面接を受けた日から毎日涙を流してますよ。私が何か悪いことをしたの?って、自分の病気を責めたりもしてますよ。そちらの配慮が足りなかったんじゃないですか?』
院長先生『は、はい』
旦那さん『院長先生の回りに嫁さんみたいな人が居ないから、精神を患ってる人の気持ちが分からないのよって、うちの親からは言われましたけど。』
院長『いや、実は居るんですよ。パニックの方はいないけど、鬱病で薬を飲みながら働いているスタッフはいるんです。そこで、会議で出たのが、うちは忙しいから、奥様の病状が悪化するといけないからと言う事も上がったんですよ。』
旦那さん『他にもいらっしゃるのであれば、尚更です。診察の合間の30分も無い時間で面接してしまいましたよね。メンタルを病んでる人を雇おうとしたのなら、時間をたっぷり使って、じっくり話し合うのが面接ですよね?障がいを持ってる人に対しての対応じゃないですよ。』
院長『いえ。奥様に質問無いですか?って聴いても、無いと言われたので面接をおわりました。』
旦那さん『そりゃそうですよ。最初からプレッシャーを与えられて、質問には答えたって話してましたけど、そちらが否定的な事を最初に言うから、嫁さんは3人から攻められれば、萎縮しますよ。健常者だってそうですよ。初めから、否定的に言われれば萎縮しますよね?そちらが医療現場だから、点滴を間違えるなんてあってはならないことだと、うちの嫁さんは分かっています。だからこそ、慎重に仕事をしていかないとって話していたんですよ。こっちに来てから、引き込もって居たので、チャンスが舞い込んできたねって、話してはいたんです。でも、今回のこの様な対応では、うちとしては、嫁さんが不憫な思いをするのは決まっている。なら、この話しはこちらからお断りをするってなったんですよね。』
院長『私も奥様と話したのは、診察で2回だけだったので、面接で奥様の病状の段階を知りたかったんです。』
旦那さん『それなら、なぜ否定から入ったんですか?どう考えてもおかしいですよね?うちの嫁さんの事を知りたいのなら、否定から入らず、しっかりと話し合って欲しかったんです。嫁さんは院長先生から声を掛けられた時には、病気の事も話したし、お断りも入れたけど、それでもいいからとそちらが勝手に話を進めていきましたよね?こちらは、期待に応えたかったので、それなりの準備をして伺いましたよね?そもそも、なんでうちの嫁さんに声をかけたんですか?』
院長先生『看護師免許を持ってるのに、活かせてないから勿体ないからと思って、声を掛けたんです。どうでもいいからと言う気持ちでは声掛けはしておりません。』
旦那さん『だったらなぜ、僕が点滴中にこっそりと嫁に声を掛けたんですか?点滴後に僕には一言も言われなかったでしたよね?それも、どうかと考えてました。もし、嫁さんが働くってなった時には、うちとしては、家族皆で協力するつもりだったんです。でも今回はそうじゃない。ただ、期待を持たせといて、崖から突き落とされた気分です。』
院長『私は初めから、雇うとは言ってなかったんですけどね。』
旦那さん『雇うと言ってなくても、2回も声を掛けられて、ここで働いてみない?なんて言われたら、誰だって期待しますよ。話し方1つで、受け止め方も違ってきますからね。』
院長『もし、今から雇うとなっても奥様は拒否されますかね?』
旦那さん『えっ?何を考えているんですか?今更。勿論、うちとしては、そちらに嫁を働かせたくないし、嫁も落ち込んでいるのでとんでもない。』
院長『そうですか…』
旦那さん『とにかく、メンタルを病んでる人に対して、そんな対応をしないでください。事務長さんは、一般企業より病院の方が理解はあるから働きやすいと思うんですけどと言ってくれましたけど、何ら変わらないです。ホント今回のそちらの対応にはガッカリしました。』
院長『奥様をはじめ、ご家族様に対して、病院を代表して謝罪します。すみませんでした。』
旦那さん『はい。』
と、こんな感じでの電話でした。
私は、旦那さんの横に座り、ケータイに耳を傾けてました。
内容は、大分省いた文もあります。
しかし、なんて院長なんだろ。
怒鳴ることなく話をしてくれた旦那さん。
声のトーンが下がっていった、院長先生。
院長と名乗る以上、もう少し勉強が必要なんじゃないでしょうか。
患者にとっては、良いドクターかもしれないけどね。
院長の思ってる通りに物事進むなんて、大きな間違いですよ。
会長先生が作り上げたクリニック。
院長先生の代で、土台が崩れてしまわないよにしてほしいものです。
電話を切った後の旦那さんのお怒りが収まるのには、かなりの時間を要しました。
医療従事者としての、素質がとわれますね。この院長先生。
気分を変えて~
お母さんの薔薇が、蕾を持ってくれました!綺麗に咲いてね🎵