『はいからさんが通る』新人公演ダイジェスト 感想 | タカラヅカ 夢の彼方へ

タカラヅカ 夢の彼方へ

宝塚ファンです。花組 明日海りおさんを応援しています。

花組『はいからさんが通る』新人公演のダイジェストの放送がありました。


無観客での収録とのことですが、上級生が 客席で観劇されているのでしょうね。

一之瀬航季さんの 開演アナウンスのときに 拍手が入っていて、もうそこで 涙ですよ。


新人公演担当は 生田大和先生でした。


1本物の新人公演で  更にダイジェストなので、どこがカットされているのかドキドキでした。

スカステの検索で  この新人公演が 引っかかる方と 引っかからない方がいて、映っていないのではないかという 不安もありました。

結果、お名前のクレジットが 出る人と 出ない人の 違いのようでした。えっ!この役 名前でないの?  と思う方がチラホラありました。


新人公演として  たぶん大きくカットされているのは、シベリアの場面と 紅緒さんの逮捕の場面。

鬼島さんと 高屋敷さんの 見せ場が カットされてしまったようです。


ダイジェストとしての 放送内容なのですが、結構 下級生まで 満遍なく 映っていたのではないでしょうか。

女学生たちの教室とか 園遊会の場面とか 地震のときの 火事で逃げてる場面など 下級生がたくさん 出ている場面が 映っていました。


主要メンバーも 平等にというか ひとりで台詞言っているところが ちゃんと映っていた印象です。


一之瀬航季さんの 伊集院忍は、柔らかい雰囲気で とっても優しそう。歌と ダンスは ちょっと緊張されていたのかな?と思いますが、愛すべき伊集院少佐でした。


美羽愛さんの紅緒さん。やはり『はいからさんが通る』の 主人公は 紅緒さんだよね  と思うぐらいの出番で、元気に舞台を走り回っておられました。

賑やかな場面が多かったので、しっとりとした 紅緒さんの 場面がもう少し観たかったと 思うところでした。


聖乃あすかさんの 青江冬星は、さすが 魅せ方が わかっておられると 思いました。コメディ要素の多い場面が多かったですね。


侑輝大弥さんの 高屋敷要は、明るい雰囲気でしたね。


翼杏寿さんの鬼島軍曹は、戦場の場面がなくて 残念でしたが、少尉や 紅緒さんのことを 案じていることが よく出ていて 優しい感じでした。 


伊集院伯爵と 伯爵夫人の 泉まいらさんと 音くり寿さんが とても上手くて びっくりです。


紅緒さんのお父さまの 芹尚英さんは イケオジでした。

台詞も明瞭です。


三空凛花さんの 環は とってもかっこよくて可愛い。ひと場面 メインの場面があって、堂々とされていました。


朝葉ことのさんの 吉次は 艶やかでした。


そして、まのくん(愛乃一真さん)ですが、プロローグで 印念中佐の 扮装で 踊っているのを観て、涙出そうになりました。めっちゃ キレッキレに 踊ってた。

「瀬をはやみ~」の ところを 旗本役で 咲乃深音さんと 日本舞踊を踊っていて、その時の 武士の鬘がとっても似合っていて かっこよかったです。

印念中佐は 軍服が 足が長くて…いいですね。

後ろ姿が 多かったです。ちょっと怒鳴ってばかりだった。


全体的に 明るく 賑やかな舞台でした。延期 延期で いつ初日の幕が上がるのか 不安な毎日の中で、お稽古を積み重ねてきた新人公演。

お客さまに 劇場で 観て頂くことはできなかったですが、3年の時を経て スカステで放送して貰えて 花組の皆さんも 喜んでおられると思います。


観ることは叶わないと思っていた 新人公演を 観せて頂いて 本当に嬉しかったです。


花組は 新人公演ダイジェスト の常連さんなのは ある意味 悲しいことですが、多くの方に 観て頂きたいなと思います。