89年星組『ベルサイユのばら』 | タカラヅカ 夢の彼方へ

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宝塚ファンです。花組 明日海りおさんを応援しています。

スカイステージの ゴールデンウィーク特集の『ベルサイユのばら』放送。

今日は 89年星組『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編』

この脚本が 一番好きだったんですよね。
でも 改めて観て、トップさんの出番が とっても少ない。
お芝居は 専科さんや上級生がたくさん出演されていて、とても上手です。

プロローグで マリー・アントワネット(毬藻えりさん)から オスカル(大輝ゆうさん)、フェルゼン(日向薫さん)と 順に歌っていき、オスカルとフェルゼンが デュエット・ダンスして オスカルが 1人でセリ下がって行くのですが、その時の 切ないお顔…
この作品、初日から オスカルが特出の涼風真世さんだったんですよね。
涼風真世さんのオスカルは この時がデビューで、初めて観たときの 感動ったら なかったですね。そうなんですよ。オスカルは フェルゼンのためにドレス着て 舞踏会に行ったぐらい恋してたんです。その想いをプロローグだけで 表現されていて、このプロローグが 大好きでした。
フェルゼンは オスカルの想いに気が付かないんですけどね。あー 切ない。

オスカルは特出の 役替わりなんですが、歌も多いし  今宵一夜も バスティーユもあるし、満足してました。

ルイ16世陛下の 千秋慎さんが 好きです。
夜の散歩の場面が好きで、
「ニコラスご覧、夜の帳の中に密やかに咲く薔薇の香り。真昼の太陽の下では ついぞ見せなかった 艶めかしさがある。花だって暗闇になれば自由があるのだ。まして 私は国王なのだ。それくらいの自由があってもよかろう。さぁ、もう一回りだ」という 台詞の言い方が好きなんです。ちあきしん さんは、歌唱指導などで お名前がプログラムに載っていることがありますね。

マリー・アントワネットの お輿入れの場面から始まりますが、この「私は夢の花嫁人形~」という歌も好きで、自分の結婚式の2次会らしきものの 登場曲に使ってもらいました。

アンドレが撃たれたとき 橋が下がって行きましたね。3階から 見えませんからね。

歌が上手い娘役さんが 多くて、ストックホルムの花祭りの場面の 久瑠実純さん(エトワールもされています)や ジャンヌ(花愛望都さん)の「あの女をギロチンに~王妃を死刑に~」など 聴きごたえがありました。

小公子(絵麻緒ゆうさん)、小公女(青山雪菜さん)も 可愛くて 歌上手いです。

フェルゼンの 日向薫さんが スラッとしてかっこよく、マリー・アントワネットの毬藻えりさんも 美しい!

懐かしくて、久しぶりに『ベルサイユのばら』に浸りました。